COCOCAMP

いつでも非日常体験をお届けする/COCO CAMP RENRAL CAMPING CAR

【初期不良6選】キャンピングカー購入後に生じる問題について

こんにちは。代表ゆうこです。

キャンピングカーは、移動できる""と言っても過言ではありません。

 

しかしながら、最近のキャブコンの値上がりが激しく、手に入れるのもひと苦労です。

キャブコン以外のバンコンや軽キャンはそれほど変わらないものの、最近はキャブコンのベース車両(カムロード)がダブルタイヤ化されるなどによって、すこしづつ手が届きにくい価格帯になってしまったのです。

 

お得に気軽に車両を手にいれたい方にとっては、バンコンや軽キャンが第一選択肢になるかと思います。

 

それでもやっぱりキャンピングカーと言ったら「キャブコン」が最高ですよ(*≧∀≦*)

 

そんなキャンピングカーですが、少なからず初期不良が存在します。

高価であるからこそ、どうしても避けられない初期不良などの問題点について、今回は記事にしていきたいと思います。

 

【目 次】

1.キャンピングカー購入後の不具合あるある

キャンピングカーは、全て家具などがひとつひとつ車両ごとに整備されていきます。

 

キャンピングカーの特性上、車内には通常の車とは異なる電子機器が搭載され、また、家と同じような木製の家具や壁紙などが貼られていて、新車というよりも新築の香りがしますし、まさに動く家(部屋)といったもの。

 

そのため、ごくまれにケーブルの接続やネジ締めが甘かったり、電子機器の初期不良があったりもするのです。

 

そういった、木製の家具や電子機器に対しての固有の不具合について、6点ほどご紹介していきたいと思います。

キャンピングカー購入後のつの不具合

  1. 軋み音
  2. ポリタンクの水が滑(ヌメ)る
  3. テーブルが滑る
  4. 架装部分の横幅が広いことを忘れる
  5. シェル架装部分の扉が連動しない
  6. インバーターの電源が落ちる
    以上6つのことをご紹介していきます。

 

2.キャンピングカー購入後のつの不具合の対応

①軋み音

キャンピングカーは通常の車両と異なり、木製の収納が多く設置されています。

そのために起きてしまう事象として、木と木との継ぎ目で発生する擦れ・軋み音があります。

 

この音がなかなか厄介で、実際に度気になると運転中にずっとストレスを感じてしまうことになります。


音は「キシキシキシ」「キュッキュッ」という、いやーな音が車両に振動が生じるたびに鳴り続けます。

この「キシキシ・キュッキュッ」って音、非常に耳障りな音なんです。

 

調べてみて分かった軋みの箇所は、大型ラゲッジルームの扉,バンクベッド,シューズボックスなどから発生ていました。

 

最初はどこから生じているのか確認できず、テレビのアームから鳴っていると思いこんでいたのですが、音の発生源をよくよく確認していくと、木材の継ぎ目がすれることでの軋み音だったのですで。

軋み音の原因は、発生源自体を手で押さえると鳴り止むため、見つけることは難しくはありません。

 

明確な発生場所さえ確認できれば,緩衝材を入れるなどしてある程度の音は緩和できます。

(※実はまだシューズボックスの軋みは完全には解消できていません・・・が)

 

まずは,発生場所を突き止めてること,発生場所が確認できれば,あとは販売店に補修可能か確認するだけです。

 

音の消し方は、相談しながらひとつひとつ可能性のある継ぎ目をつぶしていくしかありません。

 

②ポリタンクの水が滑(ヌメ)る

これは、不具合というものでもないのですが、キャンピングカーのキッチン用に貯めた水が、時間がたつことでポリタンク内で水にヌメりが生じてしまう現象です。

 

キャンピングカーで水を使用するには、ポリタンク等に貯水して運ぶ必要があります。

 

長期の旅行に出かける時には、ポリタンクに水を一杯に入れて一定期間を過ごすことになりますが、気温の高い夏場の時期は雑菌が繁殖し、すぐにポリタンクの中に滑(ヌメ)りが生じることになります。

 

ぬめりの原因は,ネット等で調べていただければわかる通り、菌が発生していることになるので、ぬめりが発生した状態ではそのままでは飲むことはできません。

なので,飲用水として利用したい方は、こまめに水を入れ替える必要があります。

 

ポリタンクを利用する際に、よく殺菌してから水をためることで少しは長く持つ可能性はありますが、殺菌剤自体が体によいものではないので、結局飲用には向かないことになります。

 

キャンピングカーでいつでも水が使えると考えていた方は、ポリタンクの特性を理解して、水を持ち運ぶ際には水道管から使用する水道水とは異なることに注意が必要ですね。

 

③テーブルが滑る

キャンピングカーのテーブルは基本的にすべり止めがついていません。


仕様上、そういった配慮があってもいいのかなと思ったりもしますが、そもそも、走行して揺れるテーブルの上に、物を置くこと自体が危険でやって欲しくないという考え方からなのだと思います。

 

テーブルだけでなく、キャンピングカーのキッチンの上などでも同様で、上に物を置いておくと,右折や左折の時に大きく物が動き落下の危険が伴います。

床に置いてある分には転がり転倒だけで済むのですが、テーブルから落下した場合、床や壁に穴や傷をつけてしまうことになるのです。

 

せっかく手に入れたばかりのキャンピングカーの床に、大きな穴が開いてしまうことはショックでしかありません・・・(´;ω;`)

 

実際に走行前に確認が足りず、何度も水の入った10ℓのジャグや水筒などをテーブルやキッチンに置いたままで走行し、何度も落下させて床をたくさん傷つけてしまいました(-_-;)

 

④架装部分の車両幅を忘れる

購入当初はすべてに注意して運転するので失敗やミスは起こりにくいのですが、ちょっとだけキャンピングカーに慣れてきた頃が一番注意が必要です。

 

キャンピングカーの高さ(キャブコンは3m)に関しては忘れにくいのですが、特に”横幅”に関しては意識が抜けがちです。


理由としては、慣れた頃に一般的な車両感覚で運転してしまうことで、車室よりも荷台にのシェル架装部分の幅が広ことにより、シェル部分を擦ってしまったりします。

 

実際に,納車後1週間で架装部分を擦ってしまうという失態をいたしました。

傷は浅くて良かった・・・です。

 

⑤シェル架装部分の扉が連動しない

キャンピングカー(キャブコン)の架装部分の入口のドアの開閉ってどうやるかご存じですか?

 

車両のオートロックとは連動していないと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、車全体のロックをリモコンで操作することができます。

これは一般的な事かもしれませんが、家の玄関などは鍵をさして開閉することを考えると、非常に便利なことに気が付きます。

 

一方、故障すると・・・めちゃくちゃ不便でしかありません。。

購入してから、何度かロックキーを操作しても扉が反応しなくなることがありました。

 

その時は販売店に電話確認して、「電気の通電部分を磨いてみると反応する場合があるので試してみてください」と言われたので、何度かそのようにして対応していました。

 

・・・が、また反応しなくなり、何度磨いてもドアの復旧がなされなかったので、急遽販売店に修理に伺うと・・・まったく通電していないことが分かりました。

 

分解して確認してみると、なんと・・・2か所の配線が抜けていたのです。。

 

なぜそうなったか!?原因は不明ですが、通電部分の接続と配線ジャック部分を接続し直して事なきを得ました。

2度と外れることがないように、工夫もしていただきました。

 

⑥インバーターの電源が落ちる

キャンピングカーを購入して3ヶ月が経過したころ、突然「ピッ」とう音が鳴り、テレビやエアコンの電気が連続して落ちる現象が発生しだしました。

 

状況としては、停車中は全くそのようなことは無いのですが、走行中にちょっとした振動があると、「ピッ」という音とともに電源が落ちてしまいました。

 

ちょっと調子が悪いだけかなと思っていたら、状況はどんどん悪くなり、連続して電源が落ちるようになってしまったのです。

12Vの車内の主電源は影響なく、インバーターを経由して100V電源使用のTV・エアコン・電子レンジ・その他家電の電力が一瞬喪失してしまう。

 

ピッという音が連続して鳴ること、TVの電源が喪失してしまうことは、後部座席に乗車している人達にとってはストレスでしかありません。

 

原因は明確にはわからないのですが、インバーターの初期不良もしくは電力の切り替えリレーの不具合が考えられました。どちらが悪いかはわからなかったので、取り急ぎインバーターを交換していただきました。

 

今のところ、問題はないようです。

 

3.「キャンピングカー購入後に生じる問題について」まとめ

キャンピングカーは、内装だったり電子機器が搭載されており、一般の車両よりも高価なものです。

 

そんなキャンピングカーですが、細かいパーツや家具などオーダーメイドの機器が多いため、不具合もあるのだろうと推測しています。

 

今回生じた不具合は、

①軋み音②ポリタンクの水が滑(ヌメ)る③テーブルが滑る④架装部分の横幅が広いことを忘れる⑤シェル架装部分の扉が連動しない⑥インバーターが電源が落ちるといった6点ほどでしたが、ご購入されるビルダーさんや販売店さんによって異なることが想像されます。

 

高い買い物であり、通常の車よりも長く滞在することになるキャンピングカーであるからこそ、しっかりと対応を進めたいですね。

 

もし今回の記事にあるような「不具合」が生じているかたがいらっしゃったら、参考になれば幸いです。

 

より良いキャンピングカーライフを送っていきましょう!!

では。