今回はキャンピングカーの7つの楽しみ方をご紹介します。
普通車に乗っていて子育て不便を感じている方は、車高の高いミニバンなど、子供のために車内での移動が楽な車両などを考え始めますよね。
でも、もしもっと選択肢を広げられるなら、
キャンピングカーが子育て利用には一番いいですよ。
って伝えたいです。
広くゆったり過ごす最上級のキャブコンから、もう少しリーズナブルなバンコン・軽キャンなど、車中泊使用のキャンピングカーを知っていただくと共に、それぞれの特徴と、楽しみ方をご紹介していきます!
この記事を書く人
COCOCAMPレンタルキャンピングカー
代表ゆうこ保育士・幼稚園教諭の資格を持ち、卒業後,中国の幼稚園で勤務、帰国後日本でも保育園と幼稚園で勤務後、結婚し、夫・長女(10)・長男(9)の4人家族です。
現在は、
令和元年に会社を設立し、WEBマーケティング・インスタグラム運用、カーシェア・レンタカービジネス、化粧品販売ビジネスなどに携わています。
1.キャンピングカーの楽しみ方
せっかくキャンピングカーを購入したのに、楽しみ方が分からないままでは、その価値を失ってしまいます。
最大限価値や効果を発揮できるように、キャンピングカーの使い方・楽しみ方を知っておくと、よりキャンピングカーの所有するメリットが感じられるのです。
ということで、キャンピングカー所有のメリットを最大化する、7つの楽しみ方を伝えていきます。
①ゆっくり過ごす
シンプルなことですが、キャンピングカーは普通の車両と異なり、リビングのような空間があるものがほとんどです。
自宅にいる感覚でリラックスして過ごせるので、いつでもどこでも、待ち時間もリラックスして過ごすことができるのが強みです。
コーヒーや紅茶を飲んでゆっくり読書をしたりもできますし、おいしいパン屋さんでパンを購入して景色の良いところに移動すれば、おしゃれなカフェにいる感覚で、ゆっくりまったり過ごすことができます。
シンプルですが、これが最高なんです!
②雨の日でも楽しい
雨の日は、濡れたくない・服や靴が汚れるなど、家から出るのも億劫な気分になります。特に梅雨のような雨が多い季節においては、部屋に長くこもることで、気まで滅入ってしまいます。
安心してください!!そんな時でも、キャンピングカーであれば気分を晴らすことができます。
海や山・川の周辺に出かけ、キャンピングカーの大きな窓で外を眺めることで心を癒すことができます。そこでは雨の音などを聞きながら、移動した場所でコーヒーを入れ、車内で風景を楽しみながら休憩し、ゆったりとした時間を過ごす。
簡単なことですが、一般の車両では難しいことなのです。
雨の日に普通の車の中にいても、ただ狭い空間で、テーブルも無く、車高が低いこともあり、家にいるよりも閉塞感がありストレスを感じ、寂しい気持ちになってしまいます。
キャンピングカーは、広々と天井の高い車室内において、テレビやネットをつないで映画をみて楽しんだり、自然の音を聞きながら、癒しや楽しみを得ることができるのです。
③とりあえず遠くへ
キャンピングカーであれば、遠出がワクワクするようになります。
普通自動車の場合、
帰りに疲れちゃったら・・・
眠くなるかも・・・
といったことに想像がいき、遠くまで出かける事は敬遠しがちです。
キャンピングカーであれば、その居住快適性を持つ特性から、仮眠もできますし車中泊でも心配ありません。
自由きままな旅・遠出はキャンピングカーの強みとなり、行動範囲が広がる楽しみが得られるのです。
④家族で過ごす
ダイネットキャンピングカーのダイネット空間は、ボックスシートタイプやベンチシートタイプなど、座席のレイアウトが様々あります。いずれにしても、各社の知恵を絞った快適に過ごしやすい仕様になっています。
コンパクトに設計されており会話や子供の相手もしやすく、家族の団らんが自然と楽しむことができます。
遠出して東北三大祭りや北海道などの観光地を巡ったり、時間がない時は、近所にある松屋の牛めしをテイクアウトして、車内で食べるだけでも非日常空間に変わり楽しむことができます。
⑤友人と過ごす
来客があった時、家のリビングや部屋に案内するでもなく、家族の視線を気にせずに車内のダイネット空間でおしゃべりを楽しんだり、旅行に行くことにも利用できます。
行き当たりばったりの旅で秘湯の温泉に向かったり、地方に旅行にいって、ゴールデンウィークで泊まれなかったとしても、車中泊で過ごすことも良き思い出になります。
先日、レンタル使用したご友人5名で出かけられた方たちから、本当に楽しかったとお言葉もいただいています。
⑥子供の習い事の応援に
子供の習い事には、クラブやチームメイトの親御さんとのお付き合いも重要です。
練習場所に行って、車内から子供の練習を眺めるでもよし、ゆったり自分の時間を過ごすもよし、チームメイトの親御さんを車内に招いて、お茶をするもよし、いろんな楽しみ方ができます。
コンロでお湯を沸かして、コーヒーやお茶を振る舞うこともできますし、冷蔵庫で冷やした麦茶やアイスでもOKです。
そして、キャンピーングカーは目立つので、子供に人気で喜ばれること間違いなしなのです。
⑦アクティビティ利用に
スキー・スノボ・山登り・サーフィン・海水浴・釣り・キャンプなど、キャンピングカーは外で行うアクティビティであれば、相性はばっちりです。
サーフィン・海水浴・釣りなど、砂や海水でベタベタするような時には、シャワーなど水が使えることで助かりますし、寒い地域に移動した場合には、FFヒーターがあることで、快適に過ごすことができます。
アクティビティ利用は、車の駆動力などからSUVなどの4駆を使用するイメージが強いかと思いますが、実用性ではキャンピングカーに勝るものはありません。
2.キャンピングカーのタイプごとの特徴
キャンピングカーは細かく分けると様々な種類がありますが、大きくは4つのタイプに分けることができます。
①軽キャン
軽のボックスカーや軽トラックをベースに作られているのが、軽キャンです。
キャンピングカーのイメージは、一般的にはキャブコンなどの大きな車体をイメージされると思いますが、軽キャンはコンパクトで車体が小さいので、細い山道でも小回りが利いて移動しやすい特徴があります。
普通車のキャンピングカーと異なり、車内が狭いことから1~2人で利用するのがベースとなり、ソロキャンパーなどの利用に向いている車両と言えます。
もうちょっと人数を増やして利用したい方には、屋根の上にテントを搭載したり、キャンプ場でのテント泊を主体とするか、もう少し広い車両を選択する必要があります。
コンパクトな車両なため、駐車場所も選ばず細い道もOKなので、本当の自由な旅をするには一番向いている車と言えるかもしれません。
所有する際は節税効果もあるのも大きなメリットで、普通車やトラックベースのキャンピングカーと比べると、本体価格もさることながら、駐車場や税金、保険料などの年間の維持費が抑えられるという特徴があります。
一方で、そのコンパクトさがキャンピングカーとしての機能は劣るので、居住性などは我慢しなければまりません。
車室が狭いこと、防音・断熱性、電化製品やベッド展開などの装備が限られるなど、どの設備にこだわるべきかを考え、内装を整える必要があります。
軽のパワー不足に関しては、ターボ車を選択すれば山道も問題ありません。
軽キャンのメリットは、価格(車両本体)の安さ、取り回しの良さ、税金の安さの3つになります。
②バンコン
バンコンは、ハイエースやキャラバンなどのバン・ワンボックス・ミニバンなどを、ベース車の外装そのままにキャンピングカーに改造したタイプになります。
「バン」を「コンバージョン(改造)」したキャンピングカーという意味で、”バンコン”と呼ばれています。
バンコンの外装をまったく架装してないタイプは、通常のバンと見た目が変わらないので、一見したところではキャンピングカーとはわからないという特徴があります。
バンコンの最大のメリットは、キャンピングカーでありながら、バンをベースとしているので乗り心地が良く、長距離の移動やそのまま普段使いがし易いという点です。
バンタイプは軽キャンと比べ車室内も広く、居住性が高くなっています。
後に説明するキャブコンと異なる点は、バンクヘッドが無いことや、車内を直立で立って歩けず中腰になってしまう、就寝人数が少ないということです。
車内スペースには、ビルダーさん毎の特色があって、ベッドやテーブル・キッチンなど、効率よく使い勝手を考えられたコンパクトな設計になっています。
注意点としては、バンコンのベース車両はハイエースが多く、世界的に人気がある関係から、盗難被害ランキング常に上位になっているので注意が必要です。
③キャブコン
キャブコンは、トラックの荷台に専用のシェルを架装したキャンピングカーです。
1.5t~2.0t程度のトラックやバンをベースに作られていて、軽キャン・バンコン・キャブコンの中で、最も車内が広く快適な居住空間を備えています。
比較的体が大きな方が直立しても頭の上に余裕があり、複数人でも窮屈に感じない広さがあります。
ベッドやキッチン、ソファやテーブルなどのダイネット空間が確保され、マルチルームにはシャワーやトイレが設置できるなど、生活するのに困らない設備を整えることができます。
シェルで架装した壁の内部には、断熱材が入っており、外気の影響を受けにくく、防音性が高いのも特徴です。
広々とした居住スペースが特徴ですので、良い睡眠をとりたい方や大人数での旅行に向いています。
特に、家族での旅行や友人たちと旅行したいといった時は、特にキャブコンがおすすめですね。
一方で、どうしても車体が大きくなるため、勝手に目立ってしもうこと、狭い道は通れないこと、高さ規制によりトンネルや駐車場に入れなこと、といった不便なことも発生します。
そのほかキャブコンで注意したいこととしては、車体が重いのでスピードが出にくく、坂道では特に苦労します。
④キャンピングトレーラー
キャンピングトレーラーは、国内の物が少なく、海外から輸入されている物がほとんどです。
まず、牽引する車両が必要となるので、高速道路の料金が高くなるのは重要なポイントです。
例外はありますが、被牽引車両が1軸の場合,車種区分は1だけ上がるのですが、2軸の場合だと、車種区分が2つほど上がってしまうことを知っておきましょう。
また、トレーラーについては,車両重量が750㎏以下であれば牽引免許不用ですが、ほとんどの場合、牽引免許が必要となってしまいます。
牽引免許が不用なものでも、トレーラーを牽引しての運転は、普通の状態とは運転の取り扱いが大幅に変わるので注意が必要です。
特にバックの運転は難しくなるので、時間が許されるのであれば、けん引免許を取得した方がご自身の安全性も高まります。
さて、キャンピングトレーラーは、キャンプ場の宿泊施設としても使われているのを見かけることがありますが、ホテル代わりに使われるように、居住性能が高いことが特徴です。
内装設備が充実し豪華なものが多く、庭も無いのに、子供部屋に・・・なんてついつい欲しくなってしまうほどです。
キッチンも広く、ダブルベッドやトイレ、シャワーまで備えることが可能で、庭に置くだけですぐに生活も出来てしまう汎用性があるのです。
運転自体はキャンプ場までの道中は大変かもしれませんが、キャンプ場に着けば、ヘッド者とトレーラーを切り離して行動もできるので、アクティビティにはヘッド車で、戻ってきたらトレーラーで快適に過ごすといった使い方も良きポイントです。
びっくりするのが、内装の豪華さとは見合わない感じるほど車両価格お安いことも挙げられます。
多くのものが400万円~600万円で販売されており、使い勝手を考えると、今はやりのユニットハウスよりもお得な商品では!?なんて感じてしまいます。
キャンピングトレーラーのデメリットは、走行時に車両が長くなってしまので、間違いなく大型車の駐車場でなければ停まることができない問題があり、旅行中のちょっとした寄り道が困難ということがあります。
旅行における移動しやすさも重要な要素ですので、キャンプ場がメインの旅行に向いていますね。
3.キャンピングカーを楽しむ7つの方法のご紹介まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、キャンピングカーの7つの楽しみ方と、4つのキャンピングカーの車両タイプなどをご紹介してみました。
1~2人旅がメインなのか、4人以上がメインなのか、多用途に使いたいのかなど、利用者様のニーズがあるはずです。
それぞれの楽しみ方と、キャンピングカーの車両タイプの相性もありますので、色々と使い方・楽しみ方をイメージしながら、キャンピングカーの購入やレンタルを選択していただきたいものです。
ココキャンプの車両はこちら:キャンピングカーレンタル車両のご案内 | ココキャンプ (cococamp-rentacar.com)
たとえば、広い戸建てにお住まいで、庭にキャンピングトレーラーをもし置くことが出来るなら、多用途に使えることで、お値段以上の活躍が期待できるのは間違いないですし、機動性を一番に考えるなら軽キャンを選ぶ事になります。
マルチな機能を持つキャンピングカーだからこそ、ご利用方法をよく考えて、検討いただきたいと思います。
では。